※ 本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
suma News神戸市交通局は、2026年8月1日(土曜)始発より、須磨エリアを中心とした市バス路線の大幅な見直しを実施します。 10系統以上の路線が再編・統合され、複雑だった系統がシンプル化。運転士不足と経営健全化に対応するため、鉄道を補完するフィーダー輸送に特化した路線網へと転換します。
なぜ今、路線見直しが必要なのか
神戸市バス事業は、震災前と比較して利用者が半減。さらに人口減少や少子高齢化、燃料費高騰により、極めて厳しい経営状況が続いています。
加えて近年は、バス運転士の不足が全国的な課題に。このままでは、市バスの路線網を将来にわたり維持していくことが困難になりかねません。
鉄道補完フィーダー輸送への特化
今回の見直しでは、神戸の充実した鉄道網を補完するフィーダー輸送として、最寄り駅と住宅地を結ぶ役割に特化。限られた運転士や車両などの経営資源を効果的に配分することで、持続可能なバス路線網を構築します。
主な路線見直しの内容
10・80・81系統 → 新80系統と新81系統へ再編
これまで複雑に絡み合っていた系統を整理し、 新80系統(山手ルート) と 新81系統(海側ルート) の2系統に集約・再編。わかりやすい路線網に生まれ変わります。
71系統 → 75系統へ統合
75系統に一本化し、 朝ラッシュ時の運行本数を増便 。通勤・通学時間帯の利便性が向上します。
75系統(区役所まわり)→ 再編
75系統(妙法寺駅前~須磨一の谷) と、新80系統(高尾台~板宿~JR鷹取駅) の2つに分割されます。
13系統 → ルート短縮
板宿発着に短縮。新長田駅へは5・11系統を利用する形になります。
74系統 → 運行時間帯を限定
平日朝ラッシュ時のみの運行 に特化します。
88・89系統 → 新88系統へ統合
多井畑東町を経由するルートを追加し、利便性を向上 させます。
110・112系統 → 新110系統へ統合
板宿発着となります。鷹取駅へは新80系統を利用する形に。
79・84系統 → 新79系統へ統合
時間帯により 「清水台ルート」と「落合団地前ルート」 に変わります。
見直しの3つの方向性
1. 最寄り鉄道駅へのアクセス確保
単一の住宅地から複数駅へ向かう系統は、原則として「最寄り駅へのアクセス」に集約。鉄道網を補完するフィーダー輸送としての役割を強化します。
2. 複雑な路線の解消
複数の系統が複雑に重複・交差し、非効率な運行となっている路線をシンプルな系統へ統合・再編。
3. 運行内容の効率化
他系統による代替が可能な路線や、利用者が限定的な系統については、運行内容を見直し、限られた経営資源(運転士・車両)を効率的に活用します。
これまでのエリア別見直し
今回の須磨エリア見直しは、段階的に進められてきた市バス路線網再編の一環です。
- 2024年度:兵庫・長田エリア
- 2025年度:東灘・灘エリア
- 2026年度:須磨エリア(今回)
各エリアで順次、持続可能な路線網への転換が進められています。
詳細情報の発表時期
- 詳細な時刻表:2026年7月中旬に発表予定
- バスのりば変更:決定次第、順次案内
- 路線図・パンフレット: 神戸市交通局ウェブサイト で公開中
※本見直しは市会の審議等により、内容が変更となる場合があります。
お問い合わせ情報
神戸市交通局
- 公式サイト: https://www.city.kobe.lg.jp/kotsu/
- お客様サービスセンター:078-322-1020
まとめ
運転士不足と経営難という厳しい状況の中、将来にわたり市民の足を守るための路線見直し。
複雑だった系統がシンプルになることで、かえって使いやすくなる面もある一方、一部の利用者には不便が生じる可能性もあります。
2026年8月1日の変更開始まで約半年。7月中旬に発表される詳細な時刻表を確認し、必要に応じて通勤・通学ルートの見直しを検討しておくことをおすすめします。





