題目立(だいもくたて)

八柱神社(奈良市上深川町)

開催場所
八柱神社(奈良市上深川町)
開催期間
2026年10月12日(月)
時間
夜(秋祭りの宵宮祭で奉納)
料金
料金の案内なし(神社境内での奉納行事)

このイベントの見どころ

奈良市東部・都祁の山里にある上深川町の八柱神社で、毎年10月12日の宵宮祭の夜に奉納される語りの芸能です。17歳を中心とした町の若者が素襖に立烏帽子の装束で並び、源平の武将の物語を独特の抑揚で順に語ります。所作は少なく舞台装置も簡素で、語り物が演劇になる前の古い姿を伝えるとされます。成人儀礼の意味も持ち、1976年に国の重要無形民俗文化財、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。

基本情報

関連リンク
NOTE

演目

  • 上深川に伝わる台本は「厳島」「大仏供養」「石橋山」の3曲
  • 例年は「厳島」(8人)か「大仏供養」(9人)のどちらかを上演

見どころ

  • 素襖・立烏帽子の若者が定位置に立ったまま、順に台詞を語り継ぐ
  • 宮座のしきたりの中で受け継がれてきた成人儀礼

当日の流れ

  • 出演者は神社西隣の元薬寺を楽屋にし、長老の先導で「みちびき」を謡いながら本殿下の参籠所前の舞台へ向かう
  • 装束は素襖に立烏帽子、扇を襟首に挿し、弓を手にする
  • 呼び出し役が「一番 清盛」と順番と役名を呼び、出演者は「我はこれ」「そもそもこれは」と名乗ってから台詞を語る
  • 「厳島」では清盛が弁才天から長刀を授かる場面がある。終盤に一人が舞台中央で扇をかかげ、足を踏み鳴らしながら一回りする「フショ舞」が入る
  • 最後に全員で「入句」を唱和し、長老の先導で「みちびき」を謡いながら退場する
  • 神社の社殿の建て替えや修理があった年から3年は「厳島」を奉納する

歴史

  • 天正4年(1576)頃の興福寺僧侶の日記『多聞院日記』に題目立の記述がある
  • 上深川には、寛永元年(1624)の詞章を享保18年(1733)に書き写した本が残る

参考

※上演曲は年によって変わります

出典: 奈良市公式サイト(文化財課)「題目立」

よくある質問

毎年いつ行われますか?
毎年10月12日、八柱神社の秋祭りの宵宮祭の夜に奉納されます。2026年は10月12日(月・祝)です。
誰が演じるのですか?
上深川町の17歳を中心とした若者です。17歳で神社の宮座に加わる慣わしがあり、題目立への出演が成人儀礼の役割も担っています。
問い合わせ先はどこですか?
奈良市教育委員会 文化財課(0742-34-5369)です。

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