コウベの知らない世界#01 長田に誕生した苔テラリウムの小さな聖地 「olmo+」

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コウベの知らない世界#01 長田に誕生した苔テラリウムの小さな聖地 「olmo+」

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2025年11月オープンの「olmo+(オルモプラス)」を現地レポート。苔テラリウムの魅力、MOSS KOBEの活動、そして長田という街で育まれる小さな自然の世界をご紹介します。

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長田の街角に、密やかなる「小さな森」が誕生しました。

ガラスの向こうに広がる、息をのむほどに美しい緑の世界。これは単なる観葉植物ではありません。手のひらサイズの容器の中に、生きた自然を凝縮した 「苔テラリウム」

記念すべき「コウベの知らない世界」第1回は、2025年11月、神戸市長田にオープンしたばかりの 「olmo+(オルモプラス)」 を現地レポート。オーナーの熱い想いと、中毒性のあるワークショップ、そして神戸から苔の魅力を発信する「MOSS KOBE」の活動をご紹介します。

長田の風土に根ざし、静かに、しかし確実に広がりを見せる、小さな自然の物語へようこそ。

ニレの木から始まる、新しい出会いの場所

「olmo+」という少し不思議な店名。実は店主・misatoさんの誕生日の木である「ニレ」のイタリア語「Olmo」に由来しています。そこに「+(プラス)」を加えたのは、ここから新しい出会いや活動、想いが広がっていく場所にしたいという願いから。

olmo+は「プレノ長田」という専門店街の中にあります。開放的な雰囲気の中、小さなガラス容器の中に広がる緑の世界——苔テラリウムが棚に並んでいます。写真を撮っていても引き込まれる魅力があり、思わず「自分でも作って部屋に置きたい」と思わせる不思議な力があります。

神戸長田のolmo+店内に並ぶ苔テラリウム作品

枯れたビバリウムから始まった物語

misatoさんが苔の世界にハマったきっかけは、意外なものでした。 爬虫類、両生類好きのお子さんのために飼い始めたアカハライモリ。その飼育環境として購入したビバリウムには、苔が使われていました。しかし植物は枯れてしまい、なかなかうまく維持できなかったそう。

「なんとかこの苔を育てられないだろうか」——そう思って調べ始めたことが、苔の世界への入り口でした。そしてたどり着いたのが、苔テラリウムという表現方法だったのです。

リモートワークの傍ら、兵庫テラリウム協会に所属して苔テラリウムを学び、イベントやワークショップを開催。そして、ついにその情熱が実を結び、2025年11月3日、「olmo+」という小さな聖地をオープンさせました。

中毒性のある苔テラリウムワークショップ

「初めて参加された方が、3回も続けて来てくださったんです」とmisatoさんは笑顔で語ります。苔テラリウム作りには、不思議な中毒性があるのだとか。

基本的にはお店でワークショップを開催していますが、土日はマルシェなど他の場所でも体験できます。小さなガラス容器の中に、自分だけの世界を作り上げていく楽しさ。一度体験すると、またやりたくなる気持ちもわかる気がします。

神戸長田のolmo+店内に並ぶ苔テラリウム作品

ハンドメイド作家も安心できる委託販売

olmo+の特徴は、苔テラリウムだけではありません。ハンドメイド作品の委託販売も行っており、作家さんが安心して作品を預けられる場所として信頼されています。

「見に来るだけの人もいらっしゃいますよ」とmisatoさん。作品を通じた交流の場としても、この小さなお店は機能しているのです。

神戸長田のolmo+店内に並ぶハンドメイド作品

店内には、こだわりのコーヒーや季節限定のクリスマスグッズ、作家さんの個性が光るハンドメイド雑貨が並びます。苔テラリウムを見に来たつもりが、思わぬ出会いがあるかもしれません。

神戸長田のolmo+店内に並ぶハンドメイド作品

長田という場所で

misatoさんが長田でお店を開いた理由——

それは住んでいる街で仕事ができて、お子さんの近くにもいられる。そして安心して暮らせる場所だからこそ、ここに根を下ろすことを決めたのだとか。

長田という街に、新しい癒しのスポットが誕生したのです。

神戸長田のolmo+の外観

MOSS KOBE——神戸から世界へ広がる苔の輪

olmo+を語る上で欠かせないのが、「MOSS KOBE」の活動です。2025年3月31日に発足した神戸の苔テラリウム作家チームで、misatoさんを含む3人のクリエーターが集まっています。

「苔の力と、神戸の街のクリエイティブな風をまとって、一人ひとりの『好き』を形にしていく」——それがMOSS KOBEのコンセプト。

olmo+の店内には、それぞれの作家さんの作品も並んでおり、さまざまな世界観の苔テラリウムを一度に楽しむことができるのです。

神戸長田のolmo+店内に並ぶ苔テラリウム作品

広がり続ける活動

MOSS KOBEの活動の幅は驚くほど広範囲です。

2025年5月・大阪万博2025への出展では、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマに、それぞれの思いを込めた作品を展示。

2025年6月・兵庫県立美術館での展示では、「ひょうごフィールドパビリオン」に関連し、フェイクモスと再生仏具をコラボレーションさせた斬新な作品を発表しました。

2025年7月・神戸マツダイベントスクエアへのテラリウム寄贈では、魅力あるMazda車とコラボした作品を制作。ジェームス山 UL店にて展示されています。

そして2025年、神戸市のふるさと納税返礼品として掲載。地元神戸を代表する作品として認められ、神戸の自然を全国へ届けています。

さらにMOSS KOBEは「兵庫テラリウム協会」にも所属し、県内外の作家やクリエーターと共に、展示やワークショップ、地域連携を通じて、癒やしと自然のつながりを提案する活動を続けています。

小さなガラスの中に、大きな世界を

神戸長田のolmo+の展示作品

小さなガラス容器の中に広がる、無限の可能性。週に一度の霧吹きだけで、自分だけの小さな森を育てる喜び。そして、新しい出会いと発見がある場所。

プレノ長田の一角で、misatoさんは今日も静かに苔テラリウムと向き合っています。お子さんのアカハライモリから始まった小さな物語は、今や神戸を代表する苔テラリウムの拠点となり、全国へ、そして万博という世界の舞台へと広がりを見せています。

ふらりと立ち寄るだけでも歓迎してくれる、olmo+。ワークショップで自分だけの世界を作るもよし、個性豊かなさまざまな作家の生み出す世界観を眺めるもよし。

olmo+オーナーmisatoさんと苔テラリウム

あなたも、小さなガラスの中に広がる大きな世界を、覗いてみませんか?

また、11月30日で終了したプレゼントキャンペーンも好評だったようで、今後も定期的に開催していく予定とのこと。最新情報はSNSでチェックしておくと、素敵な出会いがあるかもしれません。


olmo+(オルモプラス)

  • 📍 〒653-0811 兵庫県神戸市長田区大塚町1丁目8-11 プレノ長田1F
  • ⏰ 10:00-17:00
  • 🗓 定休日:水曜日(しばらくの間は不定休)
  • 🌐 HP: https://olmo.work/
  • 📱 Instagram: @olmo.plus

MOSS KOBE


「コウベの知らない世界」では、神戸の隠れた魅力を持つお店や活動を紹介していきます。次回もお楽しみに。



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K

Author

KOBE Brighten編集部

神戸の街・店・景色を、実際に歩いて取材しながら記録しています。

※ 本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。
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