2026年6月19日(金) の午前、神戸ポートピアホテル本館1階のメインロビーで、 神戸市室内管弦楽団 の有志メンバーによる無料の生演奏が行われます。 10時30分 と 11時10分 の2回、各約20分。対象は宿泊客に限らず、食事や宴席で訪れる人を含む来館者全般です。この楽団はいま、神戸市が補助金の打ち切り方針を示したことで存続を巡る議論の渦中にあります。コンサートホールに足を運んだことがない人でも、ロビーでその音に触れられる機会です。
当日の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 神戸市室内管弦楽団×神戸ポートピアホテル ロビー生演奏 |
| 日時 | 2026年6月19日(金) 第1回 10:30〜/第2回 11:10〜(各約20分) |
| 場所 | 神戸ポートピアホテル本館1階メインロビー(ティーラウンジ「ベルクール」内グランドピアノ横) |
| 住所 | 神戸市中央区港島中町6-10-1 |
| 料金 | 無料 |
| 出演 | 神戸市室内管弦楽団の有志メンバー(弦楽トリオ:ヴァイオリン2・コントラバス1) |
| 問い合わせ | 078-302-1111(神戸ポートピアホテル) |
弦楽トリオがロビーで奏でる「音のおもてなし」
編成はヴァイオリン2本とコントラバス1本の弦楽トリオ。曲目は「誰もが馴染みのある名曲」が予定されています。楽団が地域に出向いて演奏する「まちかどコンサート」の特別バージョンという位置づけで、ホテル側は来館者への"音のおもてなし"演出として実施します。
演奏場所はティーラウンジ「ベルクール」内のグランドピアノ横。チケットも会場の扉もない、ロビーの日常のなかで聴く20分です。
補助金打ち切り方針のさなかでの、ホールの外の演奏
神戸市室内管弦楽団は 1981年 に「神戸室内合奏団」として神戸市により設立され、2018年に現在の名称へ改名。2021年からはチェリスト・指揮者の 鈴木秀美 が音楽監督を務めています。
その楽団をいま揺らしているのが、神戸市が示した 2027年度での補助金打ち切り方針 です。報道によると、補助金は2025年度で約8,700万円、2026年度も約8,500万円が予定されており、楽団の運営収入の約7割を占めます。市は打ち切りの理由として、神戸文化ホールでの定期演奏会(年5回)の来場者が平均約550人にとどまることなどを挙げました。神戸新聞社が2026年5月に実施したLINEアンケートでは、廃止方針への賛否はほぼ拮抗——「減額してでも支援を」という声と「自立した運営を」という声が割れています。
定期演奏会の平均来場者が約550人ということは、市民のほとんどはこの楽団の演奏を一度も聴いたことがない計算になります。存続の是非を考えるにも、まず音を知らないことには判断のしようがありません。今回のロビー演奏は無料で、予約も、クラシックの聴き方の作法も要りません。賛成でも反対でも、その前に一度聴いてみる——そのための20分としては、これ以上ない敷居の低さです。
アクセス
ポートライナー 「市民広場」駅 から連絡デッキで直結。三宮駅からポートライナーで約10分です。車の場合は阪神高速「京橋」または「住吉浜」出口から約10分で、ホテルの駐車場が利用できます。



