神戸の地下に5年眠った日本酒「隧 ZUI SAKE 2020 子」、5/18から数量限定で二次販売
画像出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)
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神戸の地下に5年眠った日本酒「隧 ZUI SAKE 2020 子」、5/18から数量限定で二次販売

明治34年築の煉瓦トンネル「湊川隧道」で5年間熟成された日本酒『隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old』が、初回完売を受けて2026年5月18日(月)から二次販売開始。早駒運輸・神戸酒心館・湊川隧道保存友の会・兵庫県の4者が、神戸港の歴史を一本の酒に紡ぎ直すプロジェクトで、作陶家・辻村史朗が揮毫したラベルと、専用に作陶された酒器『黒盃』付きのセットもラインアップ。

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神戸の地下に、もうひとつの時間が流れている場所がある。

地上を走る車の音も、海から届く汽笛も、そこまでは降りてこない。煉瓦の壁にかこまれた長い坑道のなかで、聞こえるのは、ときおり天井から落ちる水滴の音ぐらいだ。気温は一年を通じて約15度。夏も、冬も、ほとんど動かない。

その場所の名は、湊川隧道という。明治34年(1901年)に築かれた、神戸の街の下を貫く煉瓦造りの川のトンネルだ。

ここに、5年間ずっと一本の酒が眠っていた。2020年に仕込まれた生酛純米酒だ。

その酒『隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old』が、初回販売の完売を受けて、2026年5月18日(月)から二次販売される。数量限定。

湊川隧道内部の煉瓦造りの空間と水鏡
画像出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)

川を地下に通した、明治の大工事

そもそも、なぜ神戸の地下に煉瓦のトンネルが眠っているのか。話は明治のはじめ、1868年の神戸港開港にまで遡ります。

開港したばかりの神戸が抱えていた弱点は、地形でした。六甲の山がすぐ海に迫る神戸では、雨のたびに湊川が土砂を運び下ろし、せっかくの港湾を浅くしてしまう。港の機能を維持するためには、川そのものをどこかへ避けてしまう必要がありました。

そこで採られたのが、湊川の流路を会下山の下に貫通させ、地下へ通してしまう、という大胆な選択です。藤田組などの民間の手によって明治34年(1901年)に竣工した湊川隧道は、日本で最初の本格的な河川トンネルとされ、現在は国の登録有形文化財に指定されています。

役目を終えた今も、総煉瓦造りの坑道は地下に残り続けています。年間を通じて気温が約15度――いわば、神戸の街の下に眠るもうひとつの「蔵」です。

「港の会社」が、隧道で日本酒を醸す理由

このプロジェクト「湊川隧道貯蔵酒『隧-ZUI-』」を主導するのは、1885年創業、神戸港とともに140年を歩んできた早駒運輸株式会社。海運業を本業とする会社がなぜ酒に関わるのか。同社は「湊川隧道が神戸港を守り、神戸の発展の礎を築いた場所だから」だと説明しています。港の記憶を未来へ繋ぐ手段として、隧道に酒を眠らせる選択をした、というわけです。

醸造を担うのは、灘五郷の蔵元株式会社神戸酒心館。六甲の伏流水を活かした生酛純米酒が、湊川隧道保存友の会、兵庫県を加えた4者の連携によって、隧道の中で時間をかけて変化していきます。

隧道の内部は、一般的な日本酒の貯蔵庫より少しだけ温度が高い。そのぶん、酒はゆっくりと熟成を進め、角の取れた丸い味になっていくという。電気で冷やす蔵ではなく、120年前に掘られた煉瓦の坑道がそのまま蔵になっている――港と街を守るために掘られた場所が、今度は神戸の歴史を一本の酒に紡ぎ直している。

2020年・子年に仕込まれた一本

今回二次販売されるのは、2020年に貯蔵を開始したロット。十二支でいえば子(ね)年にあたります。5年の歳月を経て隧道から引き出された酒の名は『隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old』。

ボトルのラベルには、世界的に知られる作陶家辻村史朗氏が揮毫した「子」の書が用いられています。長い作家人生のなかでも初の試みとなる「十二支」の揮毫から、貯蔵を始めた年の干支「子」を選んだもの。辻村氏自身も湊川隧道を訪れ、その静寂と歴史の重みに触れたうえで筆をとったといいます。

辻村史朗が揮毫した干支「子」の書
画像出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)

ボトルに筆を入れる辻村史朗氏
画像出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)

その隧道での体験から生まれたのが、この酒のためだけに作陶された酒器「黒盃(くろさかずき)」。本商品には、ボトル単品のほか、この黒盃を組み合わせたセットも用意されています。

辻村史朗が本酒のために作陶した酒器「黒盃」
画像出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)

販売概要

項目内容
販売開始2026年5月18日(月)
販売場所 「隧-ZUI-」公式・販売ページ
商品1「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」(単品)/5年熟成 生酛純米酒 500ml ボトル/13,750円(税込)
商品2「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」辻村史朗 黒盃付き/ボトル+酒器「黒盃」/64,350円(税込)

いずれも数量限定。第1次販売は好評のうちに受付を終了しており、今回の二次販売にも注目が集まりそうです。

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出典: 早駒運輸株式会社( PR TIMES )/ ブランドサイト「兵庫湊川隧道貯蔵酒 隧」

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。妊娠中・授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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よくある質問

二次販売はいつから始まりますか?
2026年5月18日(月)から、公式オンラインストア「隧-ZUI-」販売ページで販売が開始されます。数量限定のため、なくなり次第終了です。
どこで販売されますか?
「隧-ZUI-」公式・販売ページ(https://zui-online.square.site/)のみでの取り扱いです。
ラインアップと価格は?
ボトル単品「隧 ZUI SAKE 2020 子 Aged 5 years old」(5年熟成 生酛純米酒 500ml)が13,750円(税込)。作陶家・辻村史朗が手がけた酒器を添えた「黒盃付き」セットが64,350円(税込)。
なぜ湊川隧道で日本酒を熟成させるのですか?
湊川隧道は明治34年(1901年)築の煉瓦トンネルで、年間を通じて気温約15度に保たれる天然の貯蔵庫です。CO2を排出せず環境負荷が小さい上、一般的な日本酒の貯蔵温度(5〜10度)よりやや高めの温度帯でゆっくり熟成させることで、まろやかでフルーティな味わいが生まれるといいます。
プロジェクトは誰が手がけているのですか?
神戸港で1885年から140年にわたり海運業を続ける早駒運輸株式会社、灘五郷の蔵元・株式会社神戸酒心館、湊川隧道保存友の会、兵庫県の4者が連携する「湊川隧道貯蔵酒『隧-ZUI-』」プロジェクトです。

出典: 早駒運輸株式会社(PR TIMES)

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KOBE Brighten編集部

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