神戸・元町エリアにある歴史的建造物「兵庫県公館」がリニューアルし、2026年2月14日(土)から一般開放を開始します。
1902年に第4代兵庫県庁舎として建設された兵庫県公館は、戦災・老朽化・震災という3度の危機を乗り越えてきた歴史的建築。現在は迎賓館として、国内外の賓客の接遇や県政の重要な会議・式典に利用されています。
2025年から内装工事などが行われ、より多くの人が訪れられるよう整備。今回のリニューアルを機に、一般公開がスタートします。
明治のルネサンス様式が残る建築
瓦造3階建て・ロの字型平面の館内には、大小15の部屋を備えています。階段の手すりや腰壁、家具、照明、カーテン、金具に至るまで、細部までルネサンス様式で統一。
南玄関の半円アーチ窓や、ケヤキ無垢板で仕上げられた貴賓室、兵庫県花「のじぎく」があしらわれた大会議室の絨毯など、明治建築の意匠を間近で体感できます。
また館内には、小磯良平や東山魁夷など、兵庫県ゆかりの芸術家124人による136点の作品を展示。貴賓室やロビー、会議室など、館内各所で鑑賞できます。
映画・ドラマのロケ地としても有名
兵庫県公館は映画やドラマのロケ地としても知られています。
映画「私の幸せな結婚」では貿易会社の建物として登場し、「HERO」では大使館として使用。ドラマ「天皇の料理番」や日向坂46のミュージックビデオなど、多くの映像作品に登場しています。
実際に撮影に使われた階段や玄関、会議室などを見学できるのも大きな魅力です。
一般開放について
リニューアル後は、明治の香り漂う公館の魅力を多くの人に知ってもらうため、定期的な一般開放を再開するそうです。
施設情報
- 兵庫県公館
- 〒650-8567
- 神戸市中央区下山手通4丁目4番1号
- 建築:1902年
- 構造:地上3階・地下2階
- 延床面積:約9,498㎡
- 用途:迎賓館・県公式施設
一般公開日
- 毎月第2・第4土曜
- 10:00〜16:00
- 入場無料
見学できる場所・見どころ
- 迎賓館部門(1階および3階 ※一部除く)
- ※2階の県政資料館は閉館済
アクセス・行き方
JR・阪神元町駅から徒歩約5分。 旧居留地・県庁エリアの散策とあわせて訪れるのもおすすめです。
神戸中心部で出会う歴史的空間
迎賓館として使われてきたため、これまで気軽に入る機会が少なかった兵庫県公館。リニューアル後は、歴史ある建築や展示作品、ロケ地として知られる館内を実際に歩いて体感できます。
元町・県庁前エリアの街歩きとあわせて訪れたい、神戸の新たな公開スポットです。
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